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ひつまぶしの楽しみ方

Amazing Journey

日本の伝統を五感で訪ね、今を楽しむ。

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  • 1_お櫃(おひつ)…向かって正面に配置されたお櫃にメインのひつまぶし料理が盛り付けられています。諸説ありますが「おひつに、まぶす」が、ひつまぶしの語源とも言われています。
  • 2_上)杓文字(しゃもじ)、下)割り箸 
  • 3_飯茶碗…向かって左に配置。2の杓文字でひつまぶしをよそい、割り箸でお召し上がりください。
  • 4_汁物…向かって右に配置。蓋をあければほんのり三つ葉が香り、昆布と鰹節で引いた出汁に美しい手毬ふが浮かぶ。うなぎの肝を加え、肝吸いのオーダーも可能。
  • 5_薬味…日本ならではの薬味 右)さらし葱、左)わさび。特に強い刺激と辛みを持つわさびは、江戸時代より握り寿司にも使われ日本の食文化になくてはならない存在。 
  • 6_薬味…きざみ海苔 
  • 7_出汁つぼ…ひつまぶしをお茶漬けでいただく時の出汁。
  • 8_香物(こうのもの)…日本各地の風土や特産品を生かした漬物。写真は四国の温暖な気候と清流、肥沃な土地で育った「かりもり(白瓜)」で作られた伝統食。濃厚なひつまぶしが、さらに進みます。

食べるプロセスも、おいしい。口福は三度、訪れる。

How to
まずはそのままを、いただく
お櫃(1)から杓文字(2)で、ひつまぶしを飯茶碗(3)に取りわける。まずは、そのままのひつまぶしをお楽しみください。
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粋な日本の風味をそえて
薬味(5)の「わさび」と「さらし葱」を一緒に楽しむ。日本の風味と程よい刺激が重なり合い、余韻となって広がる。
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うな茶漬で知る初めての世界
「わさび」と「さらし葱」、さらにきざみ海苔(6)を加え、出汁(7)をかけてうな茶漬けに。香ばしいひつまぶしだからできる味わい方。
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世界に誇る、美しい日本の器とともに

「鰻 ひつまぶし備長」三越銀座店では、すべての料理を備長オリジナルの有田焼と輪島塗の漆器でお出ししています。日本が誇る匠の器で伝統の和食を楽しむ。豊かでおいしいひと時をお過ごしください。
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輪島塗『有限会社 大藤漆器店』

日本海へ北に向けて突き出した能登半島北部にある輪島市。輪島塗はそこでしか採れない輪島地の粉を下地に一つひとつ職人の手でつくられています。堅牢さと光沢感、彫に金を入れ込むなど優美な蒔絵が特徴。
近年では海外でも注目され、漆器の最高峰といわれる日本の伝統工芸です。歴史は古く6800年前の漆器が能登半島で発見されたが、現在の技術が確立されたのは江戸時代前期と伝えられています。
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有田焼『有限会社 福泉窯』

有田焼は1616年、佐賀県有田町で泉山陶石が発見されたことで400年の歴史が始まりました。陶石を原材料とした「磁器」のため、なめらかで薄く、色白で透き通るような美しさが特徴です。
17世紀中頃には東インド会社を通してヨーロッパへ広がり、マイセンなどの名門の窯で「写し」が盛んにつくられたのもこの頃。技術と歴史の堆積を重ね、近年パリ万国博覧会で有田焼が金賞を受賞するなど、今も進化しながら世界から注目され続けています。
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鰻ひつまぶし 備長 三越銀座店