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私たちの思い

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日本最古の歌集「万葉集」で詠まれ、夏の季語でもある“うなぎ”。古代から体をいたわる栄養価の高い食材として知られ、江戸時代には庶民のご馳走として賞味されていたという。関東は背開き、関西は腹開きの地焼き、丼ぶりに漆器のお重におひつ…。1000年の時を越え人々を魅了してきたうなぎは、郷土により調理の仕方や器、食べ方が異なる粋な食文化へ昇華されてきました。

短冊にしたうなぎをおひつにつめ、時にさらし葱と海苔の薬味を一緒に。さらには出汁でうな茶漬けにして楽しむ。
備長では、独特なスタイルを持つ名古屋の郷土料理“ひつまぶし”の専門店を展開。近年では国内だけでなく、「食べてみたい和食“hitsumabushi”」として世界の人にも広く知られるようになりました。

多くの人に心のふる里を残す。鰻の伝統文化を次世代に伝承することは、郷土に未来の扉をつくり、郷土と世界が繋がる時、日本を元気にする懸け橋になれる。
私たちは鰻の伝統文化の伝承に努め、
豊かで美しい日本の未来をみつめています。